心と身体の現在地を、見つめる
〜 自律神経を「見える化」する、新しい試み 〜
春の陽射しが心地よく、万物がのびやかに動き出す季節となりました。 前回のブログでも触れましたが、この時期は気が上へと昇りやすく、心身を整えることがとても大切な時期でもあります。
「自律神経を整えましょう」 よく聞く言葉ですね。 でも、自律神経は目には見えないもの。今の自分がどんな状態で、施術によってどう変化したのか、もっと明確にお伝えできる方法はないだろうか——。
そんな想いを抱き、先日、母校である日本鍼灸理療専門学校の自律神経研究班へ参加してまいりました。卒業してからも、今もこうして学びの機会をいただけるのは有り難いことです。
「なんとなく」を、確かな安心に
今回学んできたのは、心拍の微細な揺らぎから自律神経のバランスを解析する、最新の測定技術です。 研究機関でも使われる精度の高いシステムを用いることで、交感神経と副交感神経の働きを、数値やグラフとして客観的に捉えることができます。
「今日は少し、気が張り詰めているようですね」 「施術を受けて、こんなに穏やかなリズムに変わりましたよ」
こうした「可視化」は、患者様にとっての深い納得と安心につながるだけでなく、私たち術者にとっても、よりお一人おひとりに寄り添った治療方針を立てるための大切な指針となります。
日々の学びを、皆さまの笑顔へ
研修では、正確なデータをとるための繊細な手順を一つひとつ確認してきました。 最初は操作に手間取る場面もあり、改めて「新しいことを習得する」ことの重みと、その先にある可能性を肌で感じた時間でもありました。
現在、日々の施術の中で皆さまにご紹介できるよう、一歩ずつ準備を整えております。
自律神経って、よく聞くけれど自分の実際はどうなのかしら。
そんな疑問に、確かなデータと鍼灸の力でお応えできる日を、私自身も心待ちにしています。
準備が整いましたら、また改めてお伝えさせていただきますね。
どうぞ、ご自身のペースを大切に、この春を軽やかにお過ごしください。
コメント