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肩こり・五十肩

肩こりについて

「肩が重たい」「首から背中にかけてつらい」
そんな日が当たり前になっていませんか?

肩こりは、ただの疲れではなく、身体が伝えてくれているひとつのサイン。
日々の姿勢や環境、思考、感情の積み重ねが、少しずつ肩にあらわれているのかもしれません。

 

肩こりの主な原因

肩こりにはいくつかの原因が関係しています。

  • 長時間のスマホやパソコン作業
  • 首のカーブが減る「ストレートネック」
  • 冷えや血流不足
  • 睡眠の質や枕の不一致
  • 緊張が続いているときの呼吸の浅さ
  • 周囲に気を配ることが多い日常

 

「肩がこる」ってどういうこと?

肩こりは、筋肉がかたくなり、血の巡りが滞っている状態です。
特に首のカーブ(前弯)が失われると、頭の重みが直接、首や肩にかかってしまいます。

その負担が長く続くと、肩や背中の奥深くにまで疲れがたまっていきます。

 

肩とこころのつながり

肩の緊張は、こころの状態とも深く関係しています。
たとえば、「気を張ることが多い」「気づけば呼吸が浅い」そんな時、肩や首も緊張していることが少なくありません。

こころが少しずつ疲れてくると、体もゆるみにくくなります。
肩のこりを通して、疲れのサインが送られているのかもしれません。

 

マッサージでは変わらない肩こりには、他の原因があることも

一時的にほぐれても、またすぐに戻ってしまう。
それは、筋肉だけでなく、もう少し深い組織の関節や椎間板等、また自律神経系に原因があることもあります。

BIOでは脳ストレスの軽減や自律神経の調整、血流改善、筋緊張緩和の目的で、鍼灸治療を行っています。ぜひご相談ください

 

五十肩とは?

五十肩(正式には「肩関節周囲炎」)は、肩の関節まわりに炎症が起きて、腕が上がらない・後ろに回らない・痛くて眠れないなどの症状が出る病気です。40代後半~60代前半に多く発症し、「四十肩」「五十肩」と年齢で呼び分けられることもありますが、同じ病態です。

原因

はっきりとした原因はわかっていませんが、主に以下の要因が関係していると考えられています

  • 加齢による腱や靭帯の変性(使いすぎや老化)
  • 血流不足による組織の柔軟性低下
  • 筋肉や関節包の癒着

肩関節には面積に対して多くの組織が集まっており、複雑な構成をしています。同時にいくつかの組織に異常がおきるため、まとめて「五十肩」のような呼び方をしています。(腱板炎、肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋長頭腱炎などが同時に発生している状態)

私の経験では、巻き型や猫背など肩関節に負担のかかる姿勢の偏りが関連していることを感じています。​

症状と経過

五十肩は「自然に治る」と言われることもありますが、経過には3つの時期があります:

①急性期(炎症期)   →発症から 6週間(約1.5か月)~9か月程度

ズキズキ・うずくような痛みが強く、安静時・夜間痛がある場合も有り、可動域が急速に低下。炎症のピーク期です。​痛みを減らすことが第一の治療になります。

  • 肩の激しい痛み(ズキズキ、うずくような痛み)
  • 夜間痛があり、眠れないこともある
  • 自発痛や触れるだけでも痛むこともある

②拘縮期(凍結肩)  →およそ 4~12か月(約4か月~1年)

痛みはやや軽減する一方、肩の動き(特に外旋・屈曲・内旋)が著しく制限され、日常生活に支障。

  • 痛みはやや落ち着くが、動かせなくなる
  • 「服の袖に腕が通らない」「髪を結べない」など日常生活に支障

この頃からは、可動域を狭めない目的で、鍼灸治療を行います。同時に、日常でも痛みの無い範囲での施古ケアが重要になります。

③回復期

6か月~9か月程度とも記されており平均で半年以上はかかる見立てです。

  • 少しずつ動きが戻ってくる
  • リハビリや施術でスムーズに改善するケースも

自然経過では1~2年かかることもありますが、適切なケアで回復が早まることが期待できます。

肩の可動性や、筋力の回復などが目的で鍼灸治療を行います。

放置してはいけない理由

五十肩は自然に治ることもありますが、放置すると

  • 可動域が狭いまま固まってしまう(「凍結肩」)
  • 代償動作で首や腰に負担がかかる

痛みをコントロールしながら、可動域をスムーズに回復させることが大切です

鍼灸の視点から

五十肩に対して鍼灸では、

  • 炎症による痛みの軽減
  • 血流改善と組織の柔軟化
  • 関節まわりの拘縮・可動域改善
  • 全身のバランス調整による再発予防

 

などを目的に施術を行います。病期のどの段階かの見極めが大切で、痛みを抑える、可動域を広げるなど目的を、設定しながら施術を行います。

痛みのストレスから、身体全体の筋肉が過緊張をおこしているケースもあるため、背中や腰などの全身を対象に、ゆるめていくことも大切です。

長めの病期が予想されるため、少しでも日常が楽に送れるよう、また病期を短縮できるよう応援させていただきます。ぜひ、鍼灸をご活用されてください

(メニュー:体質改善はりきゅう

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