なぜ「BIO」(ビオ)という名前なのか
お客様から、こんなご質問をいただきます。 「どうして”BIO”という名前なんですか?」
今日は、その理由を少しお話ししたいと思います。
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BIO という言葉
BIO(ビオ)という言葉には、 生命、自然、本来の姿という意味があります。
人の体には、もともと自分で整えようとする力が備わっています。 しかし、忙しい日々やストレス、生活習慣の変化などによって、 その力がうまく働きにくくなることがあります。
鍼灸は、その人が本来持っている力が動きやすい状態を整える。 私は、そんな役割があると感じています。
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未病との出会い
私が東洋医学や施術の道へ進んだ背景には、自身の突発性難聴をきっかけにしたことがありますが(ごあいさつページにつづっております)学びをすすめる中で、「未病」へと関心を寄せたのには、家族の経験があります。
私の母は、私が小さい頃から体があまり強くなく、 よく頭が痛いと言っては横になっていました。 子どもながらに「またお母さんが寝ているな」と思いながら 過ごしていたことを、今でも覚えています。
そんな母が、52歳の時に脳卒中を発症しました。 命は助かりましたが、その後、手足に麻痺が残りました。
そのとき、私の中に強く残った思いがあります。
どうしたら、これを防ぐことができたのだろう。 発症する前の生活の中で、体のサインに気づき、 整えることはできなかったのだろうか。
この問いが、身体への問いを深めることになりました。
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未病という考え方
東洋医学には「未病(みびょう)」という考え方があります。
まだ病気と診断されるほどではないけれど、 体のバランスが少しずつ崩れ始めている状態のこと。
たとえば、こんな状態です。
・ 疲れが抜けない ・ 頭痛や肩こりが続く ・ 冷えやのぼせがある ・ 眠りが浅い ・ なんとなく調子が良くない
こうした状態も、体からのサインのひとつです。
この段階で体を整えていくことが、 将来の大きな不調を防ぐことにつながる。 それが、東洋医学が大切にしてきた考え方です。
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BIO に込めた想い
「鍼灸サロンBIO」という名前には、
体が本来持っている力を大切にしながら、 自然な形で整えていくこと。
そして、ひとりひとりが 自分らしい在り方でいられるように。
そんな想いを込めました。
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体を整えることは、ただ症状を改善するだけではなく、 自分の体の声に気づく時間でもあります。
忙しい日常の中で、少し立ち止まり、体の声に耳を傾ける。
そんな時間を、ここで過ごしていただけたら嬉しいです。
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